信頼を失った日、本当の営業が始まった
- 5月13日
- 読了時間: 4分
S.Kさん
不動産仲介:営業
勤続1年、独身

出身地 : 神奈川県川崎市 | 生年月日: 1999年 1月 |
出身校: 国士舘大学 | 好きな言葉: 実るほど頭を垂れる稲穂かな |
-不動産業界を志したきっかけと、現在の会社を立ち上げるまでの経緯を教えてください。
大学時代に宅建を取ったのがすべての始まりです。もともと勉強は得意じゃなかったんですが、不動産の仕組みや仲介手数料の考え方が妙に面白くて。「これ、自分でやったら面白いんじゃないか?」とワクワクしたんです。いつか社長になるならまずは現場だと思い就職。そして今は代表と共同で会社を立ち上げるところまで来ました。
-現在はどのような役割を担い、どんなフェーズで事業を進めているのでしょうか?
今は代表と2人で法人を立ち上げ、株も保有しながら経営に深く関わっています。1期目で実質スタートは1月。仲介を軸にしつつ、将来的には相続や不動産所有から福祉、教育まで広げていく構想です。解体や保険業界など多方面から案件が入るようになり、信用を一つずつ積み上げている最中。この立ち上げ期の緊張感と成長スピードが、今のやりがいです。
-これまでのキャリアの中で、「人生の転機だった」と思える出来事は何ですか?
大きく2つあります。ひとつは宅建取得。3年かけて本気で取りにいったことで、公務員志望から不動産へと舵を切れました。もうひとつは前職で今の代表と出会い、本気で勝負したこと。表彰を争い、負けも経験しました。でもその真剣勝負があったからこそ、互いを認め合えた。あの経験が、独立への覚悟を固めてくれました。
-これまでで最も苦しかった時期と、そこから見えたことを教えてください。
昨年12月からが一番きつかったですね。独立の移行期に信頼を損なう出来事があり、前職や関係者にも迷惑をかけてしまった。結果、取引が止まり、信用ゼロからの再出発です。前職では名前で仕事が来る環境でしたが、今は無名。そのギャップは大きかった。でもこの経験が、自分を本当の意味で鍛えてくれていると思っています。
-信頼を失った状態から、どのような思考と行動で前に進んでいますか?
答えはシンプルで「とにかく人に会う」です。信頼ゼロ前提で、1日1アポを自分に課しています。業種は問いません。保険でも解体でも同業でも、とにかく会う。代表とも毎日のように壁打ちをして、出来事を深掘りする。今回初めて、“人に力を借りること”の大切さを本気で学んでいます。
-もし過去の自分にアドバイスできるなら、何を伝えたいですか?
「もっと失敗しておけ」ですね。これまでは周囲がフォローしてくれて、大きな痛みを知らずに来た。でも信頼を落とした後の回復プロセスは、実体験でしか学べない。野球でもレギュラーを本気で奪いにいく執着が弱かったと気づきました。今は違います。目的に向かってやり切る覚悟が、本気になりました。
-セールスパーソンとして大切にしている価値観やスタンスは何ですか?
まず清潔感と身だしなみ。その上で、営業は「夢を売る仕事」だと思っています。家を売るのではなく、その先の暮らしを描く。家族の時間、休日の過ごし方まで一緒に想像する。押すのではなく、「その未来が欲しい」と思ってもらうこと。住まいを起点に、人生全体を設計する。それが僕の営業です。
-将来仲間が増えた時、どんな教育・育成をしていきたいと考えていますか?
テクニックよりも“在り方”を伝えたいです。今、自分が信頼をゼロから積み上げ直している最中だからこそ言えることがある。人に会い続けること、逃げないこと、約束を守ること。その積み重ねが営業の土台。背中で語れる経営者になりたいと思っています。
-個人として、そして会社として、今後どんな未来を描いていますか?
個人としては「日本一、人に影響を与える人間」になることです。「鈴木さんに会って人生が変わった」と言われたい。会社としては人数ではなく、関わる人が幸せになる組織へ。不動産に限らず、介護や保険まで含め「ここに行けば解決する」と言われる存在になる。それが本気のビジョンです。
-これからのセールスパーソンに伝えたいメッセージは?
信頼は最大の資産。でも失えばゼロです。だからこそ積み上げ続けるしかない。その方法は「人に会い続けること」「動き続けること」。そして物ではなく未来を売ること。営業は夢を見せる仕事。自分が本気で未来を信じられれば、必ず相手にも伝わります。




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