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一着のスーツが、人生を変えた

  • 5月13日
  • 読了時間: 4分

S.Jさん 

アパレル:営業職

勤続3年、独身



出身地 :

西尾市   

生年月日:

2004年 2月

出身校:

鶴城丘高校

好きな言葉:

現状維持は衰退


ーなぜ今の仕事を選び、今の会社に入社されたのですか?

高校時代は野球部で、そこから筋トレにのめり込み、当時はトレーナーとして独立することを目指していました。デンソー学園で働きながら学んでいたのですが、将来像に迷いを感じていた頃、成人式のオーダースーツを作りに行ったことが転機でした。社長の人柄とスーツの魅力に強く惹かれ、「この人のもとで働きたい」と思い、この世界に飛び込みました。


ーこれまでの人生での転機はどのようなことでしたか?

一番の転機は、成人式のスーツを作りに行ったことです。その時に社長と出会い、スーツの魅力だけでなく、人としての在り方に強く心を動かされました。「この人と働きたい」と思える大人に初めて出会えた瞬間でしたね。それまで目指していたトレーナーの道から、この業界に進もうと決めた、人生を変えた出来事でした。


一番辛かった時期、それをどう乗り越えましたか?

仕事を始めた頃は、憧れていた華やかな世界と、実際の泥臭い営業活動とのギャップに苦しみました。さらに身近な人の不幸も重なり、精神的にかなり厳しい時期でした。それでも止まらずに進めたのは、とにかく動き続けたからです。考え込む時間を作らず、やると決めた以上は結果を出すという覚悟で、がむしゃらに働き続けました。


ー仕事をしていて一番嬉しい瞬間はどういうときですか?

スーツを通してお客様に喜んでいただける瞬間はもちろん嬉しいですが、それ以上に「あなたに出会って前向きになれた」と言っていただけた時ですね。自分のスーツを着て売上が上がったと言ってもらえた時は、本当にやりがいを感じました。スーツを売るだけでなく、人の背中を押せる仕事なんだと実感できた瞬間でした。


 ー今振り返ってみて「もっと早くやればよかった」と思うことはありますか?

最初の頃は、どこかサラリーマン的な感覚が抜けず、仕事を「作業」としてこなしてしまっていました。でも今振り返ると、目の前の行動すべてがお客様の価値につながっていたんですよね。何者でもない自分を信じて任せてくださる方々を、もっと深く大切にする意識を、最初から持てていたら良かったと思います。


セールスパーソンとして、どのようなことを大切にされていますか?

まず、自分自身が商品価値を体現することです。スーツをかっこよく着る仕事なのに、体型や生活が乱れていたら説得力がありません。だから今も筋トレを続けています。また営業では「売る」よりも、その人がより良くなる提案をすることを意識しています。仕事のスタイルや生活まで考え、一人ひとりに合う一着を提案しています。


お客様と向き合う上でのこだわりを教えてください。

スーツの好みだけではなく、お客様の背景を深く聞くことを大切にしています。どんな仕事をしているのか、移動は多いのか、どんな場面で着るのか。そうした働き方まで理解して初めて、本当に合う一着が提案できると思っています。スーツを通して、その人の仕事や人生を後押しできる存在でありたいですね。


人材育成についてどのようにお考えですか?

これからは自分の部下を持ち、店を任せられる人材を育てていきたいと思っています。自分一人が頑張るだけでなく、仲間が育つことで店としての価値は大きくなるはずです。将来的にはトレーナーとしての活動も重ねながら、「かっこいい」を作れる人材をチームとして増やしていきたいですね。


今後のビジョンをお聞かせください。

独立ではなく、今いる店を日本一のスーツ店にすることが目標です。見せ方だけではなく、実績でも誰が見ても日本一と言える店にしたい。その上で、将来はトレーナーとしての活動も重ね、スーツと身体づくりの両方から「かっこいい人」を増やしていきたいですね。日本をもっと元気にできる存在を目指しています。


読者であるセールスパーソンに向けて一言お願いします。

自分の可能性を一番信じてあげられるのは、自分しかいません。営業をしていると自信を失う瞬間もありますが、そこで自分を疑ってしまったら前には進めない。何か目標があるなら、自分の可能性を信じてやり切ること。それが結果につながり、人生を大きく変えていくと思います。

 
 
 

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